こんにちは、スシタツタパスタ(@utu_hon_ikikata)です。
今回はうつ病で厄介な症状、希死念慮(自殺念慮)対処法について語ります。
希死念慮(自殺念慮)とは
希死念慮の意味は「死にたい」「消えたい」と願うことです。
うつ病の人には希死念慮の症状が出ることがあります。
自分には生きている意味、価値が無い、生きていても何も楽しく無いと感じます。
そして生きていることが苦しくなり死ぬことで解放されようとします。
希死念慮が強くなりすぎると実際に様々な方法により自殺を企てようとします(自殺企図)
ここまでになる前にまずは病院へ行き、投薬治療などを受けた方が良いです。
希死念慮が有ることを伝えると早めに診療してくれることが多いのできちんと伝えましょう。
次の項から私や他のうつ病経験談から、希死念慮の消し方、気の反らし方を紹介していきます。
希死念慮の消し方、気の反らし方
寝てしまう
死を考えれば考えるほど悪い考えはドツボにハマってしまいます。
そのために考えることをやめるために寝てしまいましょう。
完全に希死念慮は消えませんが幾分かはマシになります。
人に相談する
自分の周りにいる信頼できる親や友人に電話やメールなどをしてみましょう。
うつ病になるとなぜか孤独感と疎外感を感じてしまいます。
それを埋めるために人と話をします。
自殺しないという約束もそこで結んだ方が良いです。
これは約束を守るために自殺を踏みとどめる効果が有るためです。
そして『死にたいと思ったことなんて皆ある』という言葉は絶対にかけないでください。
その人が辛いということを理解して話に耳を傾けてください。
希死念慮が強い人はずっと希死念慮で苦しんでいて一時的な物ではありません。
何気なく放った一言がより相手を追いこむことになる可能性があります。
いのちの電話相談
周りに相談できる人がいない場合はいのちの電話など心の悩みを相談できる様々な団体があります。
そこに電話をかけて相談するのも一つの手です。
いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
電話番号 0120-061-338 (フリーダイヤル・無料)
ツイッターで #自死遺族 を検索する。
#自死遺族 をツイッターで検索をすると残された遺族様のツイートが見られます。
どうして自殺を止められなかったのかという遺族様の後悔のツイートを見ることができます。
自分がもし自殺してしまったら家族はどう思うのかを考えると、自殺する意思が弱まります。
ネット通販で爆買い
ともかく自分の欲しいと思ったものを買いまくります。
買うことでストレス解消ができ、せっかく買ったのに使わずに死ぬのは勿体ないと感じて自殺をやりにくくなります。
ネガティブ・ダストビン
不安や不満などを大量に紙に書きこんで捨てる方法です。
必要な道具:ペン、捨ててもよい紙
なんで死にたいか、辛いのかなどを3分間紙に書きます。
途中で何も書くことが無くなった時は「あ~も~」「何も思いつかない」でも良いです。
とにかく書き続けます。
3分書いたら誰にも読めないように紙をビリビリに破いてゴミ箱に捨てましょう。
不安やストレスを軽減してくれる効果が有るのでおすすめです。

深呼吸(7-11ブリージング)
深呼吸をして心を落ち着けさせます。
お腹に手を置き7秒間鼻から息を吸って、11秒かけて口から吐きます。
お腹が膨らみ縮んでいく感覚を感じながら行ってください。
これを5分から10分繰り返します。
秒数が長くて難しい場合には3秒吸って5~6秒吐くようにしてください。
別の事を考える
考えることを止めるのは脳機能的に難しいです。
そのため別の事を考えて気を反らします。
今日のご飯は何か、具合が良くなったら何がしたいかなど何でもいいです。
他の事を考えている最中は自殺を考えにくくなります。
どうでもいいような妄想でも何でもいいので考えて気を反らしてしまいましょう。
先延ばししてしまう。
私も以前は(今も)希死念慮に苦しんだことがあり、死ぬことばかりしか考えられない時期がありました。
その時に死ぬための色んな方法を考えるのですが、考えるのも大変疲れます。準備も面倒です。
思考を切り替えて先延ばしをする選択をとりました。
そうすると「死んでも良いけど急いで死ぬ必要はないか」というように落ち着いていきました。
締め切りや約束は守らなきゃいけませんが自殺はいつまでも先延ばしするように思考転換しましょう。
まとめ
今回は希死念慮について記事を書かせていただきました。
この記事を読んでいる人は希死念慮が出てしまうくらい辛い、もしくは周りにそういう方がいるのではないかと思います。
少しでも記事が役に立ったなら幸いです。
自分の経験的に散歩や筋トレのような運動系は希死念慮のある状態ではやる気が出ません。
今回はベッドや机でできる程度の物を紹介しました。
注意して欲しいことがあります。
気分転換をすれば良いと無理やり外に行ったり家族が連れ出したりはしないで欲しいです。
余計に症状が悪化する場合があります。
他に良い方法があるという方はよろしければツイッターやコメント欄に意見を残していただければ嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
記事の更新をTwitter(@utu_hon_ikikata)にて発信しています。よろしければフォローをよろしくお願いいたします。
コメント