昭和、平成、令和の仮面ライダーファンに見て欲しい。
仮面ライダーファンの怪人スシタツタパスタ(@utu_hon_ikikata)です。
2023年公開の「シン・仮面ライダー」について、世間では賛否両論ありますが、 実際に魅力と欠点を長年仮面ライダーを見続けてきた視点で解説します。
ぜひ、楽しくご覧ください。
上映時間 | 2時間1分13秒 |
原作 | 石ノ森章太郎 |
監督・脚本 | 庵野秀明 |
原作「石ノ森章太郎」の作品を「庵野秀明」が監督・脚本するのですから、何も起きないはずがありません。
デメリットから紹介し、メリットや魅力をそのあとに、存分に紹介させていただきます。
悪かったところ(デメリット・欠点)
話についていけない。専門用語が多発する
「ベルトのプラーナ」や「バグダッド」など急に出てくる意味不明の用語、頭にハテナが浮かびます。
わからない単語が出てくるたびにストーリーから置いていかれる感じも受けますので、 ある程度の説明や前置きが欲しいところです。
臨場感を失わない程度に。ですが。
飛びすぎ、ジャンプしすぎ(常人ではない)
仮面ライダーのアクションの魅力、ジャンプは好きですし超魅力的ですが、 「どうしてここでジャンプするの?」と疑問に思うこともチラホラ。
まるでドラゴンボールの空中戦のような印象です。
悟空やベジータでも出てるのかしら。
個人的には地上でのバトル(殴り合い)も見たかったですね。
画面が暗すぎてよくわからない
映画の画面全体が暗い。暗すぎていったい何が起こっているのかわかりません。
せっかくの見せ場、超盛り上がりの最高のタイミングなのに、とても勿体ない。
稚拙なCGをごまかしたいのか、暗さが雰囲気を出している表現なのか監督の意図がわかりませんが、 見ているこっちとしては、もっと明るくしても良かったのでは?と感じます。
いや、もしかしたら、庵野秀明監督はCアイ(キャットアイ)の使い手かもしれませんね。
そのくらい、画面が暗いのは欠点です。
寝技が多い(ベッドシーンではない)
仮面ライダーと言えば立ち技のアクションが魅力、しかし何故かこの映画は大事な所で寝技が多い印象です。
寝技が全くないのもつまらないですが、寝技ばっかりもつまらない。
アクションにはメリハリが大事です、押したり引いたり上になったり下になったり 立ち技やジャンプ、ここぞというときのズーム、これらが揃っての仮面ライダーですが、 今回の映画は寝技の多さが目立ちました。
良かったところ
ライダーキックする
最・・・高!!(変・・・身!!のリズムで)
やっぱり仮面ライダーはライダーキックしてなんぼです。
映画の予告を見た人ならもう分かると思うのですが。
とんでもなく重厚なライダーキックをかましてくれます。
「あ・・俺・・死んだわ」と感じるぐらいの勢いで飛んでくるライダーキック。
俺も怪人になってライダーキック喰らいてぇなぁ~。
パンチが重々しい
めっちゃパンチします。素人でもわかります。
あのパンチ絶対重いですね。1回だけでも喰らってみたい。
たぶん頭吹っ飛ぶんだろうな・・
仮面ライダーがバイクに乗る!?
仮面ライダーがバイクに乗るわけないだろ!いい加減にしろ!
いいえ・・・今回の仮面ライダーは・・・バイクに乗るんです!!

めっちゃ格好いい・・・やっぱ仮面ライダーはバイクに乗ってこそですわ。
今の仮面ライダーまじでバイクに乗りませんからね。悲しい。
道路交通法のせいとか何か言っていますがCGでも良いからもっと出せば良いのですよね。
撮り方でも色々な工夫ができると思いますし。
そもそも全50話あるなかでバイクに乗る回が2桁に行かないってどういうことですかね・・・
ライダー、もうお前バイク降りろ(降りてる)
ライダーがバイク乗らなかったら、ただの仮面やんけ・・・
失礼しました、懐古厨が出まくりました、謹んでお詫び申し上げます。
ともかく映画ではバイクアクションが実写でもCGでも多く描かれていて本当に格好いい。
パンフレットも見たのですが静止画で見ても絵になる場面が多いのです。
これだけでも1100円払って見る価値がある。
おまけにサイクロン号が格好いいだけじゃなくて、可愛いんです。
ヒロインその1です。ぜひ劇場で活躍をご覧いただきたい。
緑川ルリコが綺麗

ヒロインその2
用意周到な美人。かっこかわいい。革のジャケットが似合う。
演じるのは浜辺美波(はまべみなみ)さん。
私はテレビとか見ていると量産型か?と思うくらい美人さんが出てくるので判別できないのですよ。
しかし俳優さんはほとんど名前も顔も覚えられない一致しない私ですが、浜辺美波さんは別格で本当に綺麗だと感じました。
クールビューティーなキャラなのですがどことなくポンコツな所があるので見ていてほっこりするキャラでした。
悲哀の男 本郷猛
頭脳明晰、身体能力抜群、コミュ障、いわゆる陰キャ。
今回の本郷猛。演じるは池松壮亮(いけまつそうすけ)さん。
最初はこんな優男にあの質実剛健な藤岡弘、が演じた本郷猛をキャストして大丈夫なのか?と思いました。
申し訳ありませんでしたぁぁあああ!!
あなたも間違いなく本郷猛だった。
改造人間となり人を殺めてしまう罪、それでも人を守るために力をふるう辛さ、悲しさをまといながらも優しさ持ち戦い抜く姿は間違いなく
仮面ライダー1号 本郷猛そのものでした。
闘う姿を半泣きしながら見てしまいました。
良いやつ 一文字隼人
陰キャに優しい陽キャ、めちゃ喋る。
ヒロインその3
演じるのは柄本佑(えもとたすく)さん。
最初の第一印象は地味すぎて一文字隼人を本当に演じられるのかぁ?と思っていたのですが(なんで私は俳優に対してえらそうなんだ・・・)
申し訳ありませんでしたぁぁあああ!!
あなたが仮面ライダー2号で本当に良かった・・・
本郷の隣に立つのが彼で本当に良かったと思う。
陽気でニヒルなナイスガイを見事に演じている。台詞回しがいちいち全部格好いい
彼の活躍をぜひご覧あれ。
なんだぁ?てめぇ?(絶対正体〇〇でしょ)
予告編に出てこないキャラもたくさん本編には出てきます。
もちろん名前が分からない謎のキャラクターも。
正体不明なのですけど、たぶん昭和ライダー好きな人はすぐにわかると思います。
絶対にお前ら○○でしょと心の中で突っ込みました。
そしてそのキャラが名前を名乗る場面が有るのですが、分かっていてもそこで謎の涙を私は流しました。
だって良かったんだもの・・・
アクションが・・・アクションが多い・・
めっちゃアクションが多い。
もう少しショッカー側の方で何が起きているのか尺を取っても良いんじゃないのかと思いました。
けど尺を取るためだけの人間ドラマや恋愛ドラマは要らない主義なので私は大満足。
それくらいアクションが豊富なので大満足
シン・ウルトラマンも怪獣戦がもっと有れば良かったな~(唐突な巻き込み事故)
真の安らぎはこの世になく ―シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE―
よければ下にURLが貼ってある漫画本も買って読んでみてください。
なんと珍しい敵側ショッカーサイドから描いたシン・仮面ライダーの過去の物語です。
いわゆるミッシング・リンクというやつです。
この1話を見ているか否かでも映画に出ていたキャラの印象が変わると思います。
ごちゃごちゃ言ったけどごちゃごちゃ考えずに見に行ってみてください。
リアルタイム世代で見てた人にも刺さると思うし昭和ライダーが好きな人にも刺さると思う。
平成ライダーや令和ライダーが好きな人たちも見に行ってくれたら嬉しいです。
こういう仮面ライダーもいたんだと頭の片隅に残してもらえれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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